2016/10/01

Gravecembalo col piano e forteの音色に関して。

Gravecembalo col piano e forteとは、フォルテピアノの事で1700年代後半に発明された現在のモダンピアノの祖先にあたる。昨日投稿したHarpsichordに音の強弱を加味した楽器。
今日収録したサンプル音源は、実は次回のアップデートに加えるつもりで現在編集中の音源。

春先にNIのKOMPLETE10ULTIMATEを購入した。KOMPLETEシリーズは元々10万円を超える総合音源で、自分自身で音源を制作していくうえで参考にすべき音源だと考えていて実現したわけだ。

実際にKOMPLETEの音源でMIDI譜を走らせてみると、ちょっと物足りない。ピアノの実機は数万ドル以上するのに、ソフトウェア音源では100分の1程度だから仕方がない・・・・とも考えた。

一方、従来の外付けMIDI音源と音を比較することも行うと、画像のような結果になった。


上の2つの周波数アナライザーのデータでVSTiとしている画像がKOMPLETEのピアノ音源。隣のMy Soundと比較してほしい。My Soundで紫の四角で囲んだ部分がCDの音質44.1KHzを超えた部分だが、下の2つのMIDI音源の音は画像の様に強調し過ぎていて不自然に聞こえるし、VSTiでは高音部がやや足りない。

これらのバランスを整え最も楽器らしく聞こえる音を作れないかと腐心しているのが現在の状況で、この状況はこの先も続き、より完成度を高めるつもり。








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